okaasanno-daidokoro’s diary

美味しいご飯を作りたい。そしてみんなに笑顔になってほしい。そんな思いで今日もキッチンに立っています。

バランスよく食べたい方のために

バランスよく食べたい方のために

 

私のお料理は、とにかくお野菜が多い。野菜が好きだからです。お料理のサポートとなると、お肉を使ったお料理もたくさん作っています。育ち盛りの子どもさんはお肉が好きだったり、働き盛りのパパはお肉が食べたいって思われるのは当然だと思います。

 

 

ママだって授乳していたりするとお腹が減るからついつい子どもの分みたいに食べちゃったり…私もしましたよ。お腹減るんだもん。お兄ちゃんお姉ちゃんがいたら一緒にママも動くから疲れて力の出るものーって感じで、お肉も食べたくなる。若いこともだし、そんなの当たり前だと思います。お肉も入れつつ、お野菜をできるだけ使ったお料理を選んだり、汁物にお野菜をどっさり入れたりして工夫をしています。

 

➡私のお料理は、玉ねぎの成長点と言われる根っこに近い硬い部分とか、ピーマンのわたや切ったついてる茎部分とか、白菜やキャベツの芯も食べられるところは全部食べる。葉っぱもいけそうなところは全部食べる。ごぼうだってできるだけ皮を剥かない。だってそういうところに栄養があるのですもの。捨てたら勿体ないんだよ。だからできるだけ食べる。余すところなく食べるのです。実は、そういう考え方もあるのです。

 

 

➡…お料理するときにそういうのが嫌な方は遠慮せず仰ってくださいね。

サポートに行かせて頂いているお家のママなんですが、お料理するときに「挑戦してみます」って言って下さったんです。それでご家族で召し上がった時にみんなの様子を見られてたそうで。そうしたら「みんな何にも言わなかった。大丈夫だった」って。そうなんです。多分大概の人は大丈夫だと思いますよ。そういう風にお料理しますし、なんせ美味しい場所ですから。うちの家族なんて、ピーマンのわたがある方が美味しい!!といいますよ。

 

 

【 お料理の食材別分類 】

❏かつての私がそうだったのですが、子育て中はなにかと食事に気を配る方が多いと思われます。そして栄養のあるもの、無農薬の物、できるだけ新鮮なもの、栄養のバランスよく…など、世のママやお母さんはいつの時代もそういったことに一生懸命気を配られるものです。

 

 

そこで、お料理になにを使っているかが分かるように、分類をしました。以前栄養素別の分類にしていたのですが、もう少し細かくしたいな。肉と魚と大豆はタンパク質だけれど、栄養素が違うのに一緒の分類でいいの?という気持ちがあり、なにかが違うなと思っていたのです。そこを改善すべく今回の食材別分類としました。それが「こまごわやさしいよ+α(にたに(乳)た)」です。

 

 

和食が私達のカラダにいいことは知られていることで、世界的にも健康にいい食事として日本の和食が好まれるようになっております。普段摂りたいなと思っていてもなかなか取れない物…魚、大豆製品や海藻類、酢の物などありますが、わが家でも随分食べる機会を逸しているものがございます。

 

 

子どもが小さい頃はいろいろ気遣いをしていましたが好き嫌いが出てきたり、主人の好みに合わない(刺身は食べるのに魚料理は食べない)となかなか作りにくいものがあったりしてそれがそのまま定着してしまったように思います。

 

 

そういうことをしっかり浮き彫りにできるのが、この食材別の分類だと思っております。サポートを検討されるときや、サポートで何を食べたいかなぁって思われた時にぜひこの食材別の分類で選んでみてください。バランスのいいお食事を考えられるときの参考になればよろしいかと思います。大まかな分類ですので、詳しくお知りになりたい時は、サポートご依頼時に仰ってください。

 

 

【 食材別分類 】

 和食をバランスよく食べるための食材を語呂で覚えやすくしたものが、まごわやさしい=「孫は優しい」というものがあります。最近では、米(こ)やヨーグルト(よ)などを追加した「孫子は優しいよ」というものがあるようです。けれど、それでは足りないな。だってお肉も食べたいときありますよね。体が要求する時がある。そういったことから当然肉や乳製品や果物なんかがあるではないかと思った私は、もうちょっと探したところこのようなものがありました。「こまごわやさしいよにたに(乳)た」それが以下。

 

●こ=穀類

●ま=豆類

●ご=ごま(種子類)

●わ=わかめ(海藻類)

●や=野菜

●さ=魚(魚介類)

●し=キノコ類

●い=芋類

●よ=ヨーグルト/味噌などの発酵食品

●に=肉

●た=卵

●に(乳)=牛乳/乳製品

●た(果物)=くだもの

 

 

どの食材も簡単にスーパーなどで手に入る食材ですが、タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの優れた栄養素を含んでおります。これらの食材が含まれた食事をすることで子ども達や私たちに必要な栄養をバランスよく摂取することになるのではないかと考えます。

 

 

【 それぞれの食材の特徴 】

●ま(豆類)…高タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富

●ご(ごま・種子類)…脂質・タンパク質・炭水化物・食物繊維・カルシウム・ミネラルなどの栄養が豊富

●こ(穀類)…主食。体を動かすエネルギーになる炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラル・タンパク質

●わ(わかめなどの海藻類)…ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富

●や(野菜)…ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富

●さ(魚介類)…良質なタンパク質・ビタミン・ミネラル・高度不飽和脂肪酸・低カロリー

●し(椎茸などのきのこ類)…ビタミンや食物繊維が豊富

●い(芋類)…炭水化物・糖類やビタミンC・食物繊維が豊富

 

●よ(ヨーグルトや味噌などの発酵食品)…生きた菌が善玉菌の作用を助けたり、代謝をあげる働きがある

 

●に(肉)…主にタンパク質となるもの。動物性のたんぱく質には、健康的な体づくりに欠かせないアミノ酸が豊富に含まれています。筋肉や髪の毛、爪など人間の体を作るために不可欠な成分です。

 

●た(卵)…タンパク質・ビタミン・ミネラル・脂質・アミノ酸。完全栄養食と言われている卵には、人が健康を維持するために必要な栄養素をバランスよく含んでいます。

 

●に(牛乳・乳製品)…タンパク質・脂質・炭水化物・カルシウム・ミネラル・ビタミンB群を含み、凖完全栄養食品といわれています。

 

●た(果物)…各種ビタミンをはじめ、ミネラル・食物繊維など。例えばみかんには、ビタミンCやビタミンE、カリウム、食物繊維を多く含みます。

 

 

★その日一日の内で食べていない食材のものを晩ごはんに食べるといいですね。

 

 

あと『 五色の食材 』というのがあります。それは、お野菜たちを分かりやすく色で分類してこの色の食品をそれぞれ食べたらいいですよというものです。きっとお聞きになったことがあると思いますよ。分類は、お借りしたものをそのまま書き写したものです。

 

…主食の炭水化物、キノコ、たまねぎ、カリフラワー、卵の白身、ジャガイモ、ヨーグルト

海苔、わかめ、昆布、ひじき、黒ごま、黒豆、ナス

トマト、にんじん、赤ピーマン、赤みの肉、マグロ、エビ、カニ、いちご

緑の野菜(ピーマン、キャベツ、ブロッコリー、アスパラガス、ほうれん草など)

卵黄、チーズ、かぼちゃ、納豆、みそ、レモン、グレープフルーツ、サツマイモ

 

 

★『 孫子は優しいよにたにた 』と『 五色の食材 』をうまく使ってみてくださいね。

 

 

➡それぞれのお料理は、ブログ上部のカテゴリーに分類されています。

そのお料理に使われている食材です。調味料や香辛料、また調味料的に使われているものなどは省いています。(香辛料とか。飾り用のパセリなど。牛乳なども調味料に使う場合もです。アレルギーや食べられない物などありましたら仰ってください。使わないよう考えて調理をさせていただきます。)

 

 

➡幾つかのメニューを載せている画像では食材を細かくしていません。

単品の場合には、細かく食材を載せるようにしています。この食材を変更してほしい等可能です。アレルギーなどで調味料が気になる方は、お知らせください。それを抜いた調理を考えさせていただきます。あくまで目安として載せているものですので、絶対といったものではありません。その点ご承知ください。よろしくお願いいたします。

 

 

それから以前の分類ではあったのですが、今回ではないものがあります。それは油脂類です。今回は、摂りたい食材を載せたい思いがありましたので、結果省くことになった次第です。油を良く使うお料理にはてんぷらやとんかつ・唐揚げなどの揚げものですが、油も体には必要な食品です。ですが、摂り過ぎには充分気を付けて摂取したい食品となります。

 

 

それから、食事バランスガイドというものを以前のまま掲載しておきます。ご参考までに。※農林水産省食事バランスガイドとの関係)の図と説明を抜粋させて頂いています。簡単な分類としていいなと思いましたのでお借りいたしました。

 

「食事バランスガイド」での料理グループ

ごはん、パン、めん類、パスタなど(主に炭水化物の供給源):主食
野菜、きのこ、いも、海藻(主に、ビタミン・ミネラルなどの供給源):副菜
肉、魚、卵、大豆など(主にたんぱく質の供給源):主菜
牛乳・乳製品(主にカルシウムの供給源):牛乳・乳製品
果物(主にビタミンCやカリウムの供給源):果物
菓子・嗜好飲料(楽しく適度にとりたいもの):菓子・嗜好飲料(ヒモ)
油脂・調味料※(調理などの形態によっては、とりすぎに注意):油脂・調味料

(注)油脂・調味料は調理のときに使うものなので、「食事バランスガイド」では、料理に含まれるものとして扱い、別立てに示していません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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